恋愛コンプレックス
こうして班の人たちにカレーをよそっていく。
長谷川によそうとき、少し胸が高鳴っていたのは
・・・秘密だ。
最後は町田。
メガネをかけていて、少しおとなしめの人だ。
しいて言うなら草食系。
「あ、あのさ。天瀬さん。」
その町田が口をひらいた。
「ん?」
めずらしいな、と思っていると。
「にんじん・・・抜いてほしいんだけど。」
・・・にんじん?
「お、俺。嫌いでさ・・・」
なんか。
優等生っぽい町田が。
・・・にんじん
嫌いって。
なんか
笑えるかも。
「・・・ぷっ」