【短】《海奏番外編》 ~Another・Harmony~
恋愛物が好きらしい浜口は、すでにキラキラと目を輝かせている。
カワイイんだけど、今はあんまりそういう顔しないで欲しい。
「なぁ、あの子カワイくね!?」
「ああ?どの子だよ」
「あの黒髪のワンピース着てる中学生位の子だよ!」
「おっ、ホントだカワイイな!!」
他の客の男達がニヤニヤしながら浜口を見ているから、イラついてしょうがないんだ。
「ダメだダメだ………何ヤキモチ妬いてんだオレ……」
彼氏でもないオレが嫉妬する権利なんか無いハズなのに、何いっちょまえに妬いてんだよ……
心狭いな、オレ。
カワイイんだけど、今はあんまりそういう顔しないで欲しい。
「なぁ、あの子カワイくね!?」
「ああ?どの子だよ」
「あの黒髪のワンピース着てる中学生位の子だよ!」
「おっ、ホントだカワイイな!!」
他の客の男達がニヤニヤしながら浜口を見ているから、イラついてしょうがないんだ。
「ダメだダメだ………何ヤキモチ妬いてんだオレ……」
彼氏でもないオレが嫉妬する権利なんか無いハズなのに、何いっちょまえに妬いてんだよ……
心狭いな、オレ。