* pain *
ひゅーひゅーと唇が乾いていて、

あたしの想いを上手く伝えてはくれなかった。










声にならない。



言葉にならない。






乾いて乾いて仕方なかった。








見上げると、

やっぱりモノクロのまま微笑む優しい京ちゃんの笑顔。






どこかに行くの?






京ちゃん、



あたしはおいていかれるの?






嘘だよね?






ねぇ、京ちゃん、






笑ってないで、



答えてよ。

< 20 / 119 >

この作品をシェア

pagetop