* pain *
京ちゃんの部屋には当時、年上の親戚が置いていったんだという
古いアコースティックのギターが転がっていて
チューニングのされていない緩んだその弦が、忍び寄る夕暮れに何だか少し寂しげに見えた。
「弾いてもいい?」
「弾けんの?」
「多分、少しだけなら」
そう答えてギターを抱え、授業で習った覚えたての曲をゆっくりと弾いてみたけれど
Fmのコードで少しもたついた。
古いアコースティックのギターが転がっていて
チューニングのされていない緩んだその弦が、忍び寄る夕暮れに何だか少し寂しげに見えた。
「弾いてもいい?」
「弾けんの?」
「多分、少しだけなら」
そう答えてギターを抱え、授業で習った覚えたての曲をゆっくりと弾いてみたけれど
Fmのコードで少しもたついた。