* pain *
「うーーーん。

同じくらいか、ややオレが上かな」








「ふーん」






「あんま興味ない?」






「うん、特に」






「はは、

自分から言っといてなんだけど、

安心した」






「あたし、

京ちゃん以外に興味ないって、

いつも言ってるじゃん」





「うん、知ってる」









“…だから、

そうやって試さなくても、あたしは大丈夫だよ”






そう呟いてそっと肩に寄り添うと髪を撫でてくれる大きな手が優しくて、



二人でいつまでも、くすくすと額を寄せて笑っていた。








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