* pain *
京ちゃんはあたしにたくさんの愛をくれたし、




あたしもあげられるものを全て捧げた。








運命の人だと信じて疑わなかった。




この愛に生きるんだと決めていた。








それはそれは、


甘く狂おしいほどに幸せな日々だった。









あの時も傾いていく夕陽が部屋にゆっくりとさしてきていて、

オレンジに染まっていく京ちゃんの横顔からあたしは目を離せなかった。













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