Light of hope Ⅱ【完】番外編完結
「僕達は先に行こうか」
歩き出した朔に続こうとすると、蓮が手を差し出してきた。
「転ばないようにしっかり掴まっとけ」
「ありがと」
気を利かせてくれた蓮の手を握り返し歩き出した。
しばらくは順調に先へと進めていたが、先に進めば進むほど人が多くなり進みにくくなってきた。
唯でさえ動きにくい着物なのに、これ以上動きにくくなったら堪ったもんじゃない。
「朔、何でこんなに人がいる」
「分からないんだよ、この時間帯は一番空いてるはずなのに……」
蓮と朔はあまりの人の多さに苛立っている。