大人の関係
少し低めの温度でシャワーを浴びる。
頭がスッキリした。

持ってきていた部屋着を着て出てくるとまだパソコンを触っている。

「忙しいんですね。大丈夫ですか?」
「ああ、もう終わるよ」


パソコンを閉じ、ベッドに横になる。
手招きをして美沙を呼び寄せた。

素直に長野の横に横たわる。

「腕枕。するのとされるのとどっちがいい?」
と言いながら、美沙を引き寄せ腕枕している。

「もう腕枕してるじゃないですか」
「ずっと腕の中に閉じ込めておきたい」

長野の体温を全身に感じ、もっとそれを感じたくて胸に顔を埋めた。
規則的な心臓の音が聞こえる。


包み込まれている安心感を感じ、そのまま眠りに吸い込まれていった。
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