大人の関係
ひとしきり泣いて、落ち着いたところでぽつりぽつりと話し始める。
「長野さんのことは好きです。でも、奥さんから奪おうとかは考えてないんです。
長野さんといると心地よくて、だけどいつも不安で」
「そう」
最低限の相槌だけを打ち、美沙の話したいままにしてくれた。
「割り切って身体だけの関係と思えればこんなに悩まなくていいのに、やっぱり愛されてると思いたくて。
でも、予防線を張っていて私も好きだなんて一度も言ったことがないし。
私、怖がりなんです。本当はものすごく甘えたいんです。
彼は私の想像もつかないペースでアプローチしてくるからそれに流されていると楽なんです」
「そっか」
俯いたまま言葉を紡ぐことが出来ない美沙の頭を奈津は優しくなでる。
「彼を嫌いになることだけはしたくないです」
「そうね・・・」
「長野さんのことは好きです。でも、奥さんから奪おうとかは考えてないんです。
長野さんといると心地よくて、だけどいつも不安で」
「そう」
最低限の相槌だけを打ち、美沙の話したいままにしてくれた。
「割り切って身体だけの関係と思えればこんなに悩まなくていいのに、やっぱり愛されてると思いたくて。
でも、予防線を張っていて私も好きだなんて一度も言ったことがないし。
私、怖がりなんです。本当はものすごく甘えたいんです。
彼は私の想像もつかないペースでアプローチしてくるからそれに流されていると楽なんです」
「そっか」
俯いたまま言葉を紡ぐことが出来ない美沙の頭を奈津は優しくなでる。
「彼を嫌いになることだけはしたくないです」
「そうね・・・」