かわいい王子VS鈍感な姫

3回戦━


都倉高校の選手とあいさつを交わし、ひとまずベンチに戻る。


ベンチから改めて都倉高校の選手を見ると、メンバーの選手はみんな良平並の身長で筋肉もかなりついている。


どうみても強そうだ。


俺は緊張し、まだ試合が始まったわけでもないのに焦り出した。


「七海、大丈夫だよ。自分を信じて?それから…俺たちメンバーを信じて?」


「…良平…。」


中学の時から、焦り出す俺を安心させてくれるのは良平だった。


『選手はコートに入ってください。』


審判が言う。


「みんな!コートで円陣だ!」


「「「はい!」」」


俺たちは肩を組んだ。


「行くぞ?…桜高!ファイト~『オー!!』


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