out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】
「ごめん。私も…会いたかったよ。すごく」


もう一度、今度は私から、カオル君にそっとキスをした。


「びっくりしたよ。こないだと、全然違うんだもん、カオル君。

…キラわれちゃったかと思った」


「…キラってたら、わざわざ駅まで迎えに行かないよ」

少しずつ、彼の声が表情が、ほどけていくのを感じて、私はホッとした。



「…こないだ朝帰ったから、道わかんなくなってたらヤバいと思って」

そんな気遣いも、嬉しかった。


「そうだね。…もしかしたら、迷ってたかも」

「でしょ?」

ニコッと笑った。やっと、笑顔が見れた。窪んだ頬に、また私はキスをした。


「…なに」

「やだった?」

「…全然」

「ふふ!」


すっかりリラックスした私は、ふざけてカオル君の手をとった。

彼はそのままギュッと握りしめてくれた。

そして私たちは再び薄闇の小道を歩き始めた。


「…そんで、なんだっけ?お土産?」

「ああ。うん、そう。テツ君のお祝いなんでしょ?」

「あー。別になんもいらねーよ。あいつら、もう飲んで騒いでたし。

いつもの飲み会と一緒」
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