out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】
「マキちゃん。俺のこと、好きになって」
あの日のカオル君の言葉が胸をよぎる。
私はもうそれだけで、甘い蜜がカラダ中を駆け巡る思いで
じっとしていられないくらいに、たまらなく切なくなる。
それは下腹部からゆっくりと、私の脳まで登りつめて来る、恋の蜜。
止まんない。もう、ムリ、遅い。
だけれど私は今、カオル君の部屋のドアの前で、バカみたく突っ立って
たぶん5分。ううん。10分。マネキンみたく動かない。
部屋の中には、私の大好きな男の子がいるの。わかってんの。でも。
足がすくむって、こういう感じなのかな。
…案外、私って保守的?ビビリ?なのかな。
さっき沙織ちゃんを部屋に帰したテツ君からの話は
あまりにも。
あまりにもへヴィーだった。
「…それでも?」
と、話し終わったテツ君は言った。
それでも?それでもカオルが好き?
つきあうの?
…なんて。
きっと、冗談なんか一個も混ざっていない話なのだろう。
だからテツ君は、私に何度も念を押したんだろう。
ここにいる住人は… 変わり者だらけだけど
みんなとっても優しい。
へヴィーな話に、一服の清涼剤。
私のことを思い、本当のことを話してくれたテツ君の真顔。
知り合ったばかりなのに、ものすごく心配してくれてるんだな。
それがわかったから、私は彼の話を聞き終えた瞬間
思わずわずかに頬が緩んだ。
それに気づいたテツ君は、「…本当のことだぜ?」
傷だらけの戦士みたいな、痛々しい声で話を結んだ。
「わかってる。ありがとう」
私がそう答えた瞬間、沈黙のカーテンが二人の間に降りてきた。
あの日のカオル君の言葉が胸をよぎる。
私はもうそれだけで、甘い蜜がカラダ中を駆け巡る思いで
じっとしていられないくらいに、たまらなく切なくなる。
それは下腹部からゆっくりと、私の脳まで登りつめて来る、恋の蜜。
止まんない。もう、ムリ、遅い。
だけれど私は今、カオル君の部屋のドアの前で、バカみたく突っ立って
たぶん5分。ううん。10分。マネキンみたく動かない。
部屋の中には、私の大好きな男の子がいるの。わかってんの。でも。
足がすくむって、こういう感じなのかな。
…案外、私って保守的?ビビリ?なのかな。
さっき沙織ちゃんを部屋に帰したテツ君からの話は
あまりにも。
あまりにもへヴィーだった。
「…それでも?」
と、話し終わったテツ君は言った。
それでも?それでもカオルが好き?
つきあうの?
…なんて。
きっと、冗談なんか一個も混ざっていない話なのだろう。
だからテツ君は、私に何度も念を押したんだろう。
ここにいる住人は… 変わり者だらけだけど
みんなとっても優しい。
へヴィーな話に、一服の清涼剤。
私のことを思い、本当のことを話してくれたテツ君の真顔。
知り合ったばかりなのに、ものすごく心配してくれてるんだな。
それがわかったから、私は彼の話を聞き終えた瞬間
思わずわずかに頬が緩んだ。
それに気づいたテツ君は、「…本当のことだぜ?」
傷だらけの戦士みたいな、痛々しい声で話を結んだ。
「わかってる。ありがとう」
私がそう答えた瞬間、沈黙のカーテンが二人の間に降りてきた。