そしてキスからはじまった
紫音はいつまで私のそばにいてくれるのだろう?
どうしてそばにいてくれるのだろう?
あんな事をされた私に同情してるのだろうか?
紫音の生活が夢のようで浮かれていた私は紫音の言葉で現実に引き戻された。
あんな事をされた汚れた私…
紫音は留学期間が終わったら日本に帰る…
その間だけの関係…
それでもいいと思った。

別れを予感しているせいか、好きな人が近くにいるからか

片時も離れたくない…
何処か触れ合っていたい…
抱き締めて欲しい…
そしてキスをして欲しい…

紫音は私の気持ちに気付いているんだろう
二人の部屋でずっと私を抱き締めていてくれる。
そしてキスをして私達は一つになる…

紫音は他の人にもそうなのかな?
甘く、情熱的に私を抱く…

紫音に溶かされ、紫音の一部になりたいと思う。

紫音によって与えられた初めての快楽で私は女になった気がした。






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