そしてキスからはじまった
「ジュリアちゃん…だったわね。本当に可愛いのね」
子供扱いしている…彼女から見たら幼いんだろう…
見下したように笑われた。
すごく嫌だ…紫音はこの人の事が好きなんだ
私のことが嫌いなんだろう…だからこんなに感じが悪いんだ
「今日…私が来たのは紫音がいつまでたっても言わないからなの」
「私、カフェのオーナーをしてて紫音に手伝って貰ってるの。
私達は恋人同士だもの…気付いてるかしら?」
「はい」
彼女は私が頷くのを見て満足そうに微笑んだ
「じゃあ、話しは早いわね。この部屋は私と住むために借りたのよ
でも貴方と会って一人ぼっちになった貴方を放って置けなかったって
彼…優しいでしょ、私と付き合ってるって言えなかったみたい…
貴方が自分が付き合ってるって勘違いしたらどうするの?って言ったんだけど
妹みたいに思ってるから大丈夫だって言うから我慢してたけど
限界なの…好きな人が他の子と一緒に暮らしているなんて…
たとえ恋愛対象にもならない子でも…」
「恋愛対象にもならない?」
「紫音が言ったもの。貴方、日本でダンサーをやってて
お客にレイプされたんでしょ…そんな子、恋愛対象になるわけないじゃないかって…
でも追い出すのはかわいそうだって
同情で優しくするなんて酷いことだって気づかないのね
だから私が貴方にお願いにきたの…明日は紫音の誕生日でしょ…
私達は一晩中一緒にいるの…その間に出てって貰えないかしら」
彼女はブランドものの高そうなバックから封筒を取り出した。
「これで当分の生活にも困らないと思うわ。
急で悪いけどお願いね。
紫音を自由にしてあげてほしいの…
話したい事はこれだけだから…」
彼女は自分の言いたいことを言って出て行った。
テーブルの上の封筒を返そうと追いかけたけど彼女の姿は無かった…
彼女が言った言葉が頭の中で繰り返される…
子供扱いしている…彼女から見たら幼いんだろう…
見下したように笑われた。
すごく嫌だ…紫音はこの人の事が好きなんだ
私のことが嫌いなんだろう…だからこんなに感じが悪いんだ
「今日…私が来たのは紫音がいつまでたっても言わないからなの」
「私、カフェのオーナーをしてて紫音に手伝って貰ってるの。
私達は恋人同士だもの…気付いてるかしら?」
「はい」
彼女は私が頷くのを見て満足そうに微笑んだ
「じゃあ、話しは早いわね。この部屋は私と住むために借りたのよ
でも貴方と会って一人ぼっちになった貴方を放って置けなかったって
彼…優しいでしょ、私と付き合ってるって言えなかったみたい…
貴方が自分が付き合ってるって勘違いしたらどうするの?って言ったんだけど
妹みたいに思ってるから大丈夫だって言うから我慢してたけど
限界なの…好きな人が他の子と一緒に暮らしているなんて…
たとえ恋愛対象にもならない子でも…」
「恋愛対象にもならない?」
「紫音が言ったもの。貴方、日本でダンサーをやってて
お客にレイプされたんでしょ…そんな子、恋愛対象になるわけないじゃないかって…
でも追い出すのはかわいそうだって
同情で優しくするなんて酷いことだって気づかないのね
だから私が貴方にお願いにきたの…明日は紫音の誕生日でしょ…
私達は一晩中一緒にいるの…その間に出てって貰えないかしら」
彼女はブランドものの高そうなバックから封筒を取り出した。
「これで当分の生活にも困らないと思うわ。
急で悪いけどお願いね。
紫音を自由にしてあげてほしいの…
話したい事はこれだけだから…」
彼女は自分の言いたいことを言って出て行った。
テーブルの上の封筒を返そうと追いかけたけど彼女の姿は無かった…
彼女が言った言葉が頭の中で繰り返される…