そしてキスからはじまった
ばあさんは日本で介護用のロボットを研究、制作しているような人で60ぐらいなのに、40ぐらいにしか見えない…
じいさんにしてもそうだった
ばあさんは赤い眼と赤い髪を変装で隠していた。綺麗なのにどうして?と聞く俺に
人は自分と違うものを嫌うの、身を守るためとじいさん譲りの俺の能力もかくすように言った
常人離れした五感と知能と運動能力
そのおかげで出来なかった日本語もすぐに出来るようになったが
生活習慣の違いか異質の者扱いされてかなり居心地が悪かったのを覚えている。
紫の眼も気持ち悪がられた。
だからか高校で仲良くなったルイも放っておくことが出来なかったんだ。
小さい頃、陰口を叩かれたこの容姿も成長するにしたがって騒がれるようになり、俺の周りには容姿目当ての女たちが寄ってくるようになった。
どの子も自分に自信がある子ばかりで自己中でわざとらしく誰も好きになれない…
俺の少し甘い言葉に純情そうに赤くなってるくせにすぐ身体を許す彼女たちにうんざりしていた。
俺は誰も好きになれない…
そして誰も生身の俺を好きになってはくれない…と
じいさんにしてもそうだった
ばあさんは赤い眼と赤い髪を変装で隠していた。綺麗なのにどうして?と聞く俺に
人は自分と違うものを嫌うの、身を守るためとじいさん譲りの俺の能力もかくすように言った
常人離れした五感と知能と運動能力
そのおかげで出来なかった日本語もすぐに出来るようになったが
生活習慣の違いか異質の者扱いされてかなり居心地が悪かったのを覚えている。
紫の眼も気持ち悪がられた。
だからか高校で仲良くなったルイも放っておくことが出来なかったんだ。
小さい頃、陰口を叩かれたこの容姿も成長するにしたがって騒がれるようになり、俺の周りには容姿目当ての女たちが寄ってくるようになった。
どの子も自分に自信がある子ばかりで自己中でわざとらしく誰も好きになれない…
俺の少し甘い言葉に純情そうに赤くなってるくせにすぐ身体を許す彼女たちにうんざりしていた。
俺は誰も好きになれない…
そして誰も生身の俺を好きになってはくれない…と