そしてキスからはじまった
6月に入って少しして花シリーズの新作が入荷した。
もちろん桜の花の指輪も私はシオンと呼ばれていた彼に連絡した。
「入ったからよかったらご来店下さい。」と留守番に入れた。
彼のあの様子だとすぐ見に来ると思ったけど連絡があったのは二週間後だった。
「今日、彼女も連れて行くから気に入ったものを合わせて欲しいんだ。秘密にしたいから分からないようにお願いしたいんだけど」
彼はお昼前に来店した。
ジュリア?驚くよりやっぱりと納得してしまう。
一段と綺麗になってる、何だが色っぽい。ショーウィンドウの桜の指輪をじっと見ている。彼の方を見るとうなづいた。私は上手くやれる自信がないから店長に頼んだ。
さすが店長…強引だけどサイズは測れた。
ジュリアはこっちに歩いてきて天然石をじっと見ていた。
紫の石…
シオンはジュリアが紫の石に気を取られている間にお揃いのストラップの会計まで済ませていた。
お揃いのものまで用意して…本気の子には違うんだな
何だが微笑ましい。
差し出された手を恥ずかしそうに握り返したジュリア…上目遣いで彼を少し見て顔を赤らめた…
可愛い過ぎる…手を繋ぎながらも少し先を歩く彼の後ろ姿を切なそうに見るジュリアが気になった。
もちろん桜の花の指輪も私はシオンと呼ばれていた彼に連絡した。
「入ったからよかったらご来店下さい。」と留守番に入れた。
彼のあの様子だとすぐ見に来ると思ったけど連絡があったのは二週間後だった。
「今日、彼女も連れて行くから気に入ったものを合わせて欲しいんだ。秘密にしたいから分からないようにお願いしたいんだけど」
彼はお昼前に来店した。
ジュリア?驚くよりやっぱりと納得してしまう。
一段と綺麗になってる、何だが色っぽい。ショーウィンドウの桜の指輪をじっと見ている。彼の方を見るとうなづいた。私は上手くやれる自信がないから店長に頼んだ。
さすが店長…強引だけどサイズは測れた。
ジュリアはこっちに歩いてきて天然石をじっと見ていた。
紫の石…
シオンはジュリアが紫の石に気を取られている間にお揃いのストラップの会計まで済ませていた。
お揃いのものまで用意して…本気の子には違うんだな
何だが微笑ましい。
差し出された手を恥ずかしそうに握り返したジュリア…上目遣いで彼を少し見て顔を赤らめた…
可愛い過ぎる…手を繋ぎながらも少し先を歩く彼の後ろ姿を切なそうに見るジュリアが気になった。