*お向かい彼氏*
「ひかるちゃんと大河は同じ学校だったんだよね?」
「はい。まぁ在学中は知らなかったんですけどね…笑」
「そうなの?大河くん、高校でもモテたでしょうに。」
「俺なんて高校男子校だったからなー…。うらやましいぜ、大河。」
中山さんが的確に話題を振ってくれて、みんな案外和やかに話してくれる。
まぁいきなり敵意向けられても困るけどさ。
「あ、私お菓子持ってきました、食べます?」
「え、何があるの?」
「じゃがりんこの柚子味と、しみ~る抹茶チョコと、さきいかと…あと柿のたねもありますよー!」
「「……………。」」
……あ、あれ?
なんでだろう。車内が一瞬で凍った気がするよあたし。
「悪い、ひかるオヤジ趣味だから。」
ーバシッ!
「ちょ、おつまみ系が好きなだけでしょ!?」
は、恥ずかしい!
完全に自分の趣味に走ってた…。
こんなんだったらせめてカントリーマールか普通のポテチ買ってくるべきだった…!
だって美味しいんだよ!?
さきいか、するめいか。
柿ピー!