君のために
ボディーガード
「「木下く───ん♪♪」」
通しません♪
私は木下に群がる女をにらめつけて木下の前で大きく手を開いた
ホントにボディーガードみたい♪
朝から夜まで着きっきり…
木下は部活があるから先帰っててって言ってたから学校を出てグランドの横を通った
「木下だ……」
木下がグランドで野球をしてる
周りに木下を応援する女子がいるけど、ボディーガードじゃなかったら私もこの女子たちと同じじゃない…
あ、でもこれで「女っぽくない」なんて言われないかな…
…と、最後まで野球部に見とれてしまった////
時刻は18時を回っていた。
「あれ?平野さん…」