時を越えて~タラシ女子と新撰組~





時間はコクコクと過ぎ。あれ間あれ間のうちに一時間くらいの時が経った。




南は、ゆっくりと目を覚ます。




授業終わったのかな?それにしては、何の声も聞こえない。




そのことに、違和感を感じ。閉じたまぶたを開いた。




ピ~ヒョロロ~。




何処かから、力の抜けそうな鳥の声が聞こえる。




『あれ?生物の時間だったよね?』




目を覚まし、草の上に寝転んでいた南は立ち上がり首をかしげた。





< 9 / 384 >

この作品をシェア

pagetop