恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
「もっと………嫌がれよ」
そう言って、今度は、首筋に舌を這わせたあと、吸い付いてきた。
チクリと痛みが走る。
何………?
今の………
何を………したの?
目から次第に涙が溢れた。
怖い……怖い………
気持ちがなければ……身体なんて……って思ったけど………やっぱり………怖い……嫌だ………
男は、わたしの考えなんかお構いなしに手をひたすら動かす。
いつの間にか、下着はずらされていて、胸があらわになっていた。
その胸を乱暴に触られる。
誰か………お願い………助けて………
お願い…………
煌くん………