恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
男の指が下着越しに秘部に触れたとき…………
ガンッガンッと扉の方から、激しい音が聞こえてきた。
「な、なんだ?」
男2人も何事かと思って、驚いていた。
その音が一旦聞こえなくなったと思ったら、「愛依!」と、わたしの名を呼ぶ声が聞こえてきた。
この声は………
「ここにいんのか!?
愛依!!」
煌くん………
わたし……いるよ……
ここに………
わたしは、煌くんに気を取られて、口を塞ぐ手が緩んでいる男の手を噛んで叫んだ。
「煌くん!!!」
わたしがいることを知らせるために…………
「ってぇな………
この、クソアマ!!」