恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
チラッと、煌くんを見ると、煌くんもわたしを見ていたようで、視線が重なった。
煌くんがわたしにゆっくりと手を伸ばし、頭を優しく撫でた。
「きーくんを止めるなんて……さすがだよ」
「それには、俺も感心する。
俺達が止めても、聞かないんだから」
「キレたら誰にも止められないんだぜ?
煌さんは……」
えっ……そんなに………?
でもあのときは、わたしも必至だったから……それが煌くんに伝わったのかも……
止めてよかった……そうしないと今頃………
考えただけでゾッとする。
「とりあえず、愛依ちゃんも目を覚ましたことだし、俺ら帰るね」
「あ、うんまたね……
いろいろありがとう」
3人は、立ち上がるとすぐに出ていった。
わたしは見送ろうと、立ち上がったけど、煌くんが手を引っ張るから、また座るはめになった。
今度は、煌くんの上に………