クールな王子は蜜の味
・・・

帰りは無言のまま、

それなのに、

真っ赤な顔の二人を、

周りの通行人たちは、

不思議そうな顔で、見つめてた。

・・・

でも、

私も智也も、

そんな人たちの目なんて、

ちっとも気になる余裕がなかった事は、

言うまでもない。
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