アカイ花†Vermilion Flower

「ヴァーミリオン色の花

 私、いいママになれるかな?」


アカイ花は以前と同じように何も言わず、ただ、風に揺られている。


メールを受け取った貴方は、とっても疲れた顔で私の前に現れた。


「リコ、本当なのか?」

「うん、先に言っとくけど
 アサヒの子供だよ
 
 いずるとは

 その、何も無いから・・・」


貴方は、その腕に私を抱きしめる。


「バカ、誰も疑っちゃいないし
 責めてもいない
 
 だから、謝ってんじゃねえよ
 
 リコ、俺の子

 産んでくれ」


浅緋が、出産を望んでる!!


「・・・いいの?」

< 110 / 218 >

この作品をシェア

pagetop