アカイ花†Vermilion Flower
「言わないで
言わなくていいから・・・
私なら一人で大丈夫だから
ちゃんと保健室にも行くよ
だから先生は早く教室に
戻った方がいいよ
皆に私とのこと誤解されちゃ
困るでしょう、福原先生にも
じゃあ」
保健室に向かって、貴方の先を歩こうとした私の手を掴んで放さない、浅緋。
「手、放して、先生・・・」
「先生、先生?うるさいよ、お前
マジ、面倒くせぇ
ほらっ、行くぞ」
だって、貴方は先生じゃない!
怒らないでよ。
そうだよね、どうせ私なんてもう、貴方にとっては面倒くさい存在だよね。