アカイ花†Vermilion Flower

「だけど、こんなところにまで
 付いてきちゃってさ
 
 本当は私のこと可愛くて
 仕方ないくせにぃ♪」


そう、いつのまにか私達が話しながら辿り着いていた場所は、保健室と職員室がある、あの廊下だった。


ここは学校で、私達の関係は、もちろんシークレット!

だから、さっき繋いだ手はいつの間にか解かれ、もちろん学校内ではキスも抱擁もできないけれど(過去にしたことはあるけど)貴方は私にくれた。


「ああ、可愛いさ」


カワイイは、女の子にとっては、とっておきの言葉♪


「あの~、ハチヤ先生

 時間はいいの?」 

「あっ、いけねっ!」


その後、浅緋は慌てて教室に戻って行った。


その夜・・・

約束どおり、私の部屋に訪ねてきた浅緋に、私は芙美子の話をした。
< 63 / 218 >

この作品をシェア

pagetop