今日も、明日も、明後日も



「こっちの方が暖かいじゃん?」

「……女の扱いが手慣れてますね」

「まぁそれなり?鈴ちゃんは慣れてませんって感じがすごくするよね!」

「余計なお世話です」



痛いところを思い切り突く笑顔に、私は素っ気なく返す。



……やっぱり慣れているんだ。

そういうことを嫌な感じひとつなく言えてしまうあたり、好かれる人なのだろうと思う。



「鈴ちゃん、今彼氏は?」

「わかってて聞かないでください」

「だよねー。プロポーズしても『彼氏いるから無理』なんて言わなかったもんね」

「……嘘でもそう言っておけばよかったです」



< 62 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop