今日も、明日も、明後日も
「でも意外ー……鈴ちゃん、可愛いのに」
「初めて言われました。無愛想はよく言われますけど」
「えー?でも無愛想なところも可愛いじゃん」
「は?」
ぽろっとこぼされたその言葉に、今度はこちらが驚かされる。案の定、あまり表情には出ていないと思うけれど。
「無理して愛想まく人より全然自然だし、分かりづらいってだけでよく見ればちゃんと笑ったり怒ったりもしてるしさ」
「……」
「鈴ちゃんは、可愛いよ」
『可愛い』?私が?
そんなこと、まっすぐな目で言うなんて。
「……変な人」
「え?俺変?」
「少数派だということは確実だと思います」
お世辞かもしれないけど、聞きなれない言葉に耳の奥がくすぐったい。
だけど、嬉しい自分がいるのも事実。