今日も、明日も、明後日も
「……もう、来ないでください。ここにも、家にも」
ぼそ、と呟いた言葉に、一瞬時間が止まった気がした。
きっと私の顔と声から、冗談なんかではないことを彼も気付いているだろう。
「……理由は?」
「迷惑……だからです」
「迷惑、ねぇ」
「私はあなたと結婚する気なんてありません。あなたがいなくても大丈夫です」
結婚する気なんてない。本気になんてしていない。
ひとりでも大丈夫、だから。
「だから、おばあちゃんの手紙のことなんて気にしないで、あなたもあなたの好きに生きてください」
「……」