ハニィ*sweet*ボイス
具合悪い時、ひとりは寂しい。



心細くて、泣きたくなる。



「一応薬とか飲んだら?」

「んなもんねぇよ」

「だったら早く寝なよ」

「もうここでいい…」



まさか毎回そんな感じなの?



こんなんじゃ、治るモノも治らないよ。



「ほら、ベッド行くよ?部屋どこ?」

「めんどくせぇな…」



起きあがった日浦がダルそうに歩き出した。



どうやらベッドルームは階段を上がった2階らしい。



どんだけ広いんだ、このマンション…。



ひとつのドアを開けると、そこにあった大きなベッド。



部屋の中に部屋があり、どうやらシャワールーム。



「歯磨きするわけね…」

「風呂はもういい。流、キッチンから水持ってこい」

「わ…かった…」



今…今今っ!!



あまりにも自然に名前を呼ばれた…。



ベッドルームから出て、ドアを閉めて。



ビックリするほど早い自分のドキドキ。



したことがないからよくわからないけど…あたし、たぶん日浦が好き。



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