ハニィ*sweet*ボイス
世界の終わりみたいなのに。



いつかは忘れて、笑わなきゃダメなんでしょ?



そんなの今のあたしにはムリ…。



「吹っ切られると困るんだけど」



その声に顔を上げると、いないはずの日浦が、あたしとアユミの後ろに立っていた。



なんでいるの…?



しかも、顔、アユミにバレちゃってるよ…?



「ちょっと…なんでアラシがいるの!?は!?意味わかんないっ!!」

「アユミっ!!これは…」

「何でうちの制服着て…。なに、コレ。夢!?」



パニックになってるアユミ。



日浦、正体がバレてるよ?



「友達もうるせぇな、流。類ともってヤツか?」

「なんで日浦がここにいるの…?」

「今バタバタしてっから学校に避難しただけ。で、ふたりで話あるんだけど」



アユミは『日浦』という名前で顔面蒼白。



ショックが大きかったらしく、フラフラと図書室を出ていった。



「バラされてもいいの?」

「バラすか?アレ」

「アユミは言わないと思うけど…」



ってかっ!!



日浦とふたりって!!



< 37 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop