パラダイスリゾート
(日奈sido)
は〜・・・
風真が転校して半年。
寂しいな〜。
てか、告白すればよかった。
元カレだし、振られるのが怖かったからと言って、転校はないよ〜・・・
「は〜・・・」
ため息ばっかり出るよ〜
「こら!!せっかくのT県何だからため息ば っかりつかない!!」
・・・これは伶菜。親友。
いつも相談に乗ってくれる。
メッチャ元気。
「ま〜愛しの風真が転校だもんね〜。で ももう半年立ったんだし、そろそろ立 ち直れ」
「伶菜〜一生無理だから!!絶対!!」
「告白しなかったのは、どこのどいつだ よ〜。自分が悪い」
伶菜。厳しい〜。でも、そこが好き何だよね。でもやっぱ、
「は〜・・・」
会いたい。会いたい。会いたいよー!!
「そんなにため息ばっかりついて・・・ カフェでも入るか」
気を使ってくれた。伶菜・・・
「伶菜〜愛しとる〜」
「あーはいはい、どうもどうも」
そしてカフェに入った。
「ねえ、伶菜。今思いついたんだけど、 こんなの面白いなーって」
「どんなの?」
伶菜が、カフェラテをすすってから言った。
「うん、あのね、アイドルがいるテーマ パーク」
「何それ??」
伶菜の頭には?がいっぱい。
「2つのテーマパークがあって、それぞ れに片っぽは男子、片っぽは女子のア イドルがいるの。そのアイドルが、テ ーマパーク内を盛り上げる」
「男子と女子はライバル?」
「いや、違う。協力し合うの。楽しそう じゃない?」
「あー、うん、いいね」
伶菜が言った途端に隣のテーブルの人が勢い良く立ち上がった。
「それ!!いい!!」
その人は私の手を取って言った。
「僕は雪村だ!!テーマパークを作るんだ が斬新なアイディアが欲しいところだ ったんだ!!丁度いい!!君たち可愛いしア イドルやってくれ!!」
アイドル・・・
『えーーーー!!!』
私と伶菜の言葉が重なった。でも興味がある。
私たちの答えが勿論、
『いいですよ!!やります!!』
そして男女合計14名が私たちの学校から選ばれた。
そのうちの1人に風真も選ばれた。
今から風真の学校に風真を迎えに行く。
伶菜と、風真の大親友のこうちゃんこと光介も一緒だ。
久々の風真!
風真の学校とご両親には連絡いれたし
楽しみ〜!!
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