わたくし、政略結婚いたします!?
それから天板から皿にクッキーを移して、お茶セットも持って、サロンに移動した。
その頃には熱くて柔らかったクッキーもある程度冷めて、ひとつ割ってみたらしっかり中まで焼けていてホッとした。
「うん、いい香り!」
メグが私のお茶を運んできてくれた。
「え。やだ、メグも一緒に食べましょうよ」
さすがに一緒に食べることは遠慮したらしいメグに、そう声をかける。
はじめは「それはダメです!」と言っていたメグだったが、しつこく誘ったら、渋々、といった様子で私の向かいの椅子に座ってくれた。
「本当にいいんですか?見つかったら、あとでエディさんに怒られそう……」
「そしたら私に言って?私が無理に頼んでるんだし」