わたくし、政略結婚いたします!?
「ごちそうさまでした!アリア様、本当においしかったです!」
クッキーを食べ終えたメグは、ニコニコしたままそう言った。
椅子から立ち上がって、私の分の空になったティーカップを下げてくれる。
私も部屋に戻るために立ち上がった。
「本当に、美味しくできて良かった。メグと一緒に作れて楽しかったわ。また何か作りましょうね」
私の言葉に、メグは「もちろんです」と、さらに笑みを深めた。
余ったクッキーを皿に取り分けて、私はサロンを出る。
部屋に辿りついて、メグは別の仕事があるらしく私がベッドに入ったのを確認して、一礼すると部屋を出ていった。
来週の結婚式に向けて、もちろん私も覚えることはたくさんあるけど、メグたち使用人は私以上にあわただしく準備に追われているのだ。