わたくし、政略結婚いたします!?


「アリア様、では行きましょう!もうレナルド様は馬車で待っていらっしゃいます」


「ええ」



ご機嫌なメグと一緒に、屋敷の前にとめられた馬車に乗り込んだ。


向かいにはレナルドとエディが座っている。



「……遅い」


馬車が走り出すなり、レナルドは不機嫌そうにそう言った。


レナルドも、いつも以上にカッコい……じゃなくて、パーティー仕様のため
にきっちりとしていた。


いつもはさらさらと無造作に金髪を風になびかせているけれど、今日はしっかりセットしている。



……やっぱり、褒めてくれない。



期待なんかしてなかったけど。



「悪かったわね。あんたと違っていろいろあるの!」

< 52 / 260 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop