わたくし、政略結婚いたします!?
「アリア様、では行きましょう!もうレナルド様は馬車で待っていらっしゃいます」
「ええ」
ご機嫌なメグと一緒に、屋敷の前にとめられた馬車に乗り込んだ。
向かいにはレナルドとエディが座っている。
「……遅い」
馬車が走り出すなり、レナルドは不機嫌そうにそう言った。
レナルドも、いつも以上にカッコい……じゃなくて、パーティー仕様のため
にきっちりとしていた。
いつもはさらさらと無造作に金髪を風になびかせているけれど、今日はしっかりセットしている。
……やっぱり、褒めてくれない。
期待なんかしてなかったけど。
「悪かったわね。あんたと違っていろいろあるの!」