わたくし、政略結婚いたします!?
ふたりになったところで、私はレナルドに訊ねた。
やっぱり、一応は「ちゃんと愛しあってる」婚約者としてふるまうのだろうか?
それなら、だいぶ振舞い方がかわってくるんだけど。
「そんなこと、いちいち確認するな。当たり前だろ?」
呆れたように言うレナルドに、思わず言い返しそうになったけど、ぐっとこらえた。
だめだめ。
ここで喧嘩したらたぶんパーティー中ずっといらいらしちゃうもの。
ここは、我慢だ。
「……ごめんなさい」
物分かり悪くて。
謝ると、レナルドは眉間にしわを寄せた。
……何が不満なの!?