わたくし、政略結婚いたします!?

「何をおっしゃってるんですか!迷惑だなんて、これっぽっちも思ってません!ただ心配だっただけです!」


「でも…」


「アリア様がお疲れだったのは私も気付いていたんです。やっぱり午後の授業はお休みにして頂くべきでした。

主人の体調管理もしっかりできないなんて。……できそこないの侍女で、本当に申し訳ありません」



あろうことか、メグはそう言うと深く頭を下げた。


今度は私が驚く番だった。


メグは全然悪くない!


「ちょっと、メグは悪くなんだから、謝らないでよ!」


「ですが」


「わかったわ、私が悪かったのね。迷惑なんて言ったから」


「……もう二度と、そんなこと言わないでくださいね。私はどんなことがあってもアリア様のことを迷惑だなんて思うはずがないんですから」


そう言うと、メグは再び歩き出した。


「メグ」

「はい」


「……ありがとう」

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