わたくし、政略結婚いたします!?
「何をおっしゃっているんですか。そんなわけないです」
「だって、さっきだって迷惑だって言われたわ」
「……それは、きっと照れ隠しです!」
「なに、それ」
「旦那様は不器用な方なので、きっと素直に愛情を表現できないだけですよ!」
メグはそのあとも、どれだけレナルドが誠実で、私を愛してるに違いない、っていうことを力説してくれたけど。
そのすべてに、「きっと」「多分」がついていたわけで。
「わかったわよ。……メグにとっては、レナルドはそんないい人に見えてるわけね」
笑いながらそう言うと、メグは不満気に私を見る。