恋愛偏食
いつもの日曜日。

拓と一緒にお昼ごはんを食べていた。

拓が、急に
やっぱり一緒にいたい。

と言ってきた。

私は、嬉しい。
と素直に喜んだ。

でもその後直ぐに

彼女がいるから。
彼女を大事にしてあげて。
私はもうそんな関係無理だから・・・


ありきたりの返事をした。

拓は
でも。。。

だって・・・

どっちも好きだから。
どうしていいかわからない。

私は
私はいいから。
彼女の方にいきなよ。
その方がうまくいくよ。

と拓をなだめた。


この時ばかりは嬉しかった。



彼の優柔不断さを改めて実感した。
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