BlAck Angel...
初めての甘い味。
あたしがね「恋」を覚えたのわ 幼い頃に見た夢の中…。

「玲奈ちゃん!!ブロック遊びしよーよー!!」 あたしにそう言ったのわノブくん。 「いいよー!!しよー。ノブくん!!」 ニコニコニコニコ 二人でブロック積み立てて遊んでた。

そのときね、みんなわお昼寝してたんだ。 だから起きてるのわ あたしのノブくんだけ。

ブロックを持ちに倉庫へ向かうあたし。 「ノブくーん!!ブロックー!」

「しー!みんなまだ寝てるよぉ」

「あっそっか!!」

二人でブロック遊びに夢中だった。

がしゃん。

積み立てたブロックが 崩れた 「「あーあ。」」

「あっ!!みんなが起きちゃう!!」

ノブくんとあたしわ 二人で手を繋いで大広場に向かった。

そこわ誰も居なくて静かな空間。

「玲奈ちゃん!!」 「なにぃ?ノブく…」

ちゅっ。

ノブくんに呼ばれたから みんなが起きてこないかなぁって 部屋を見つめてたあたしが振り返る。 キスされてた。

子供ながらにその感触わ今までなかったくらい に 愛おしい感触だった。

それがあたしの初めての甘い味。

あれが夢だったのか 現実だったのかホントウわわからないんだ。

でも確かにあの柔らかい唇の感触わまだ忘れら れない。

日だまりに包まれた二人の様子がまだ 手にとるように思い出せる。

その後幼いながらに すきな人とのキスじゃなかった あたしわすぐに流しへ直行。

ぐちゅぐちゅうがいした。 歯も磨いた。

でも、綺麗にした後にノブくんのことすきに なってた。
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