冷たいお兄ちゃんと禁断の恋




今日もお兄ちゃんは



顔に傷があった。







最近ずっとだ。




前に言ってた。

お兄ちゃんの傷は私のせいだって。





それが私は見ていられないんだ。






「お兄ちゃん」






無視して部屋に行こうとしたお兄ちゃんの腕を掴んで無理矢理リビングに押し込む。






< 153 / 173 >

この作品をシェア

pagetop