俺の太陽
一つになった瞬間、キミは目をギュッと閉じて顔を歪めた。


だけど、キミのことが愛しすぎるがゆえに、その行為を止められなくて……


俺が動くたびに、キミはシーツをぎゅっと掴む。


キミのそんな仕草、歪めた顔まで愛しいなんて……


俺は、相当キミに溺れてる。


二人一緒に果てた時は、これ以上ないってくらいに心が満たされた。






俺の胸の中でスヤスヤと眠るキミの寝顔を見ていたら……


このまま離したくねぇって……


このままここに閉じ込めておきてぇって……


そんな独占欲というものがでてきた。



キミと出会ってからは、俺にとって初めてのことばかり。


いつもキミに振り回されている。


だけど、キミに振り回されるのも悪くない。



やっぱり俺には、キミしか見えていないんだ。
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