犯罪コレクターの独白
「私は考えた。剛志君の願いを受け入れるかどうか、に関して」

「……そ、その願いとは何なのですか?」

震える声を抑えきれない私に、王様は真剣な眼差しを投げ掛けてくる。

「もし、剛志君に何かあったら、つまり、彼の『命』が尽きたら――君を関東地方の担当者にして欲しい、ということだ」

私は無意識のうちに、顔を伏せていた。

「加えて、関東地方には二十五年前に派遣して以来、透明人間はいないからそろそろか、とも思う」

一体何を伝えたいのか、言われなくても分かった。

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