犯罪コレクターの独白
「しかし、僕には罪を償う義務があります」

「君を新しい担当者にする。これは、現に、剛志君が私に頼んだことだ。自らの『命』を犠牲にしてまで、君を更生させよう、としたんだから」

ぐっと言葉に詰まる。

「たとえ君が『死』を選んだら、私がつらい。剛志君の願いを果たせないことになるからだ」

「でも……」

「覚えておきなさい。君の『命』だって、価値はある。一人ではないのだ」

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