隣の席の俺様ヤンキー
2人きりの空間
それからしばしの沈黙のあと、月希先輩はドカッと壁にもたれて座った
「月希先輩?」
「助けてくれるの待つしかないじゃん?絢香ちゃんも待ったら?」
「そう・・ですね。」
私は、月希先輩の横に腰を下ろした
「しっかし、暑くなってきたな」
月希先輩は制服の1番目と2番目のボタンを外した
そこから見える肌が、なんだか色っぽい
「絢香ちゃん?どうした?」
「へ、あ、いやっなんでもないです!」
だめだめ・・なんでこんなこと考えてるんだ・・。
「面白いね絢香ちゃん」月希先輩は私の顔を見てクスクスと笑った
「へ、そうですか?」
「うん。2人きりっていうのも悪くないかも」