SトロベリージャM
「give up☆step」

君が情熱を注いでいる目の前の彼女を、僕も欲しいと思った

この気持ちは、君よりは遅れたけれど、さほど変わらない

初めて見たときから・・そんなありきたりな理由だけど
彼女は、ありきたりな女ではないことは確かだ

君を熱くさせているのだから

それに、僕だって熱くなっている

熱された鉄とまでは言いたくないけれど、気持ちを表現しないと感情が爆発していまいそうだ


僕は、下品なことが嫌いだから、上品に綺麗に表現したい

だから、彼女の目の前でタップを踏む

瞳の表面に映った僕の姿は、白馬の王子なのだろうか?

気持ちはこれでもか、これでもかと高ぶっているが、表向きはクールにいきたい。


蹄を鳴らし、体を揺らす

存在しない固い草原をひたすら駆けるように

でも、これはきっと give up☆step

諦めよう君のために

その誓いのステップさ


僕を救ってくれた君へ、恩返しできるときがきた

だけど、今日だけは僕に譲ってくれないか?

そうする理由だってちゃんとある

僕の予想が正しければ、きっと君への恩返しとなる

そのことが君に分かるのは、いつになるか分からないけど



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