SトロベリージャM
初めてのことで衝撃が強すぎたのか、涙が溢れてきた。


「ダ・・ダイぃ・・。」


ここにはダイしかいないし、脳の4/3はダイに溺れ、洗脳されているので、ダイの名前を呼ぶしかなかった。


「どした?実野里?朝からそんな子猫みたいな声を出して。俺を誘ってるのか?そうか、そうか、朝も晩も俺を求めるなんて、可愛い奴。」


「ち・・ちが・・。」


「う」と発言されるより前に、ダイが実野里を抱き締めてきた。


そして、悪戯な笑みを浮かべながら、耳元で囁いてきた。


「愛してる・・。俺が、いつでもとろけさせてやる。甘いジャムは苦手だが、実野里から漏れる甘いジャムは味わってみたい。昨夜は、おあずけだった。食べ残しなんて、もったいないだろう?次は、俺がじっくり味わってやる。」


実野里の真っ赤な顔は、ストロベリージャムのパックをしているかのように見えた。


ダイの色気は凄まじかった。


乱れた髪に、乱れたシャツ、誘惑オーラを纏った切れ長の目、そして悪戯な唇は、捕まえた好物の獲物をいたぶるために用意された、特注品のようだった。
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