SトロベリージャM
ダイが淡々と荷物の片付けをしている頃、実野里はまだベットの上で動けずにいた。


「ねぇ・・。どうしよう。わたし、動けないみたい・・。」


片付けをしながら、ダイは回答した。


「動けない方がいい。」


「どうして・・?大広間に行かなくちゃいけないのに・・。」


今度は、実野里の荷物を整理し始めた。


「可哀そうな実野里。俺に溺れて、熱を出すなんてな。まぁ、そういうことだから、すぐに帰る。なぁ、いるんだろ?玲?」


(玲??そ・・その前に、わ・・わたしの下着、早く片付けてよ~。)


「気付かれちゃったね。お邪魔してもいいかな?」


「邪魔するなら入って来ないでほしいが、まぁいい。少し待ってくれ。実野里の準備が整ってないからな。玲に見せるのは、もったいない。」


「ご馳走様。夜も朝も無理させたんだから、さぞかし高熱なんたろうね。」


「あぁ。全てが熱ってる。」


(なんか、この会話、いやらしくないですか?)
< 138 / 225 >

この作品をシェア

pagetop