SトロベリージャM
ソファーに座った実野里を、再び横抱きにし、そのまま部屋へ向かった。


部屋に入ると、久しぶりに嗅ぐ、木の香りと実野里の香りに酔いしれそうになった。


何年も我慢してきた俺が、3週間お預けされただけで、こんなに気がおかしくなるなんて・・。


子どもみたいな自分を嘲笑ってしまう。


俺もお前がいないと、生きていけない。


俺たちは、もう、離れられない運命だ。


覚悟しとけよ、実野里。



待ったなしで、俺は実野里を覆ったベールを剥ぎ取った。


痩せた身体は痛々しく感じたが、俺は実野里という存在を求め、いつも以上に激しく触れながら、唇を奪った。


体力が落ちたせいで、掠れてハスキーになった実野里の声が俺の聴覚を刺激した。


お前は、どんな状態でも可愛い。


ずっと、俺のものだ。


ジャムに濡れた実野里の聖域に、俺の感情全てを詰め込んだ聖域を侵食させていった。



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