SトロベリージャM
準備を整えた2人は、外へ飛び出していった。


向かう先では、大型のトラックやブルドーザー、クレーン車などの妖怪が今にも動き出そうとしていた。


そして、手下に指示を出しているのが、あの都会の鬼。


(あんな奴、人間で人間じゃない悪鬼よ!負けてたまるもんですか!)


甘党魂が実野里を奮い立たせ、今はSに変貌を遂げていた。


全速力で走り、目的地へと辿り着いた。


悪鬼の前へ立った。


「勝手なことしないで!!誰も許してなんかいないわよ!」


2人を見るなり、鬼の顔はみるみるうちに変貌していった。


目はつり上がり、牙が生えてきそうなほど恐ろしかった。


「大地、いると思ったよ。俺の選んだ日は完璧だ。妖精さん、お誕生日おめでとう。今日は、一生忘れられない最高の誕生日になるだろう。許しは、得ているさ。県知事なんて金が差し出せば、何だって譲ってくれるものさ。あと、ここの住人どもの許しもな!」

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